ダイハード・イングリッシュ
ずっとずっと昔の大学生の頃から英語が
話せるようになりたいと思っていて、
「英語の勉強法」みたいな本を読んでみたり、
アメリカ人の先生に習ってみたり、いろいろ
努力はしているつもりなのに全然できなくて、
残念な自分を嫌悪していたのですが・・・
最近は大好きなダイハードのDVDを毎日鑑賞し、
大きな声では言えないような乱暴なセリフには
やたらと詳しくなってきました。
そんな折、必要に迫られて、韓国からの留学生に
不動産の重要事項説明をすることになりました。
しかもほとんど日本語が話せないと聞き、
「ダイハードで覚えた悪態しか言えないのに!」と焦りつつ、
いやちょっと待てよ・・・
「これはもしかしたら神様がくれた逆転のチャンスかも!」
かなり無理をしながらも自分にそう言い聞かせて、
伝えなければならない内容を、英訳ソフトで準備して
本番に臨みました。
契約したその日のうちに入居したいというのが
彼の希望だったので、重要事項説明~契約~入金まで
その日のうちにしなければならなかったのですが、
準備の甲斐あってか、
重要事項説明は大汗かきながらどうにかやり終え、
契約書類に署名捺印をもらうところまでは任務完了。
(カタカナの印鑑がかわいいです)
初期費用の支払いのために、近くのATMまで一緒に行き、
振込方法を必死で説明しました。
でも困ったことに、彼のカードはそのATMでは使えず、
大急ぎでバスで20分ほどの金融機関に行ってもらって、
15時ぴったりにどうにか無事完了。
これは私にとってはすごいことで、ちょっと感動して、
「もしかしたらしゃべれるようになるんじゃない?」と
大いなる勘違いをしました。
それ以来毎日コツコツ(チマチマ?)と英語に勤しんでおります。
といっても、やっぱりダイハードのDVDなんですけどね。