相続士、はじまりのはじまり。

相続士の仕事はじめました。日々の仕事、出来事、雑感を書いています。

少子化について

暑中お見舞い申し上げます!
 
暑いですねえ~~~
 
でも全国の天気予報を見ていると、
いかにも暑そうな九州各県より、むしろ関東甲信越地方の
気温が高いことが多くて驚きます。
 
みなさん、大丈夫ですか~?息してますか?
 
いつも食べもののことばかりというのも寂しいので?
今日は少子化問題について以前から感じていることを・・・
 
 
2014年の合計特殊出生率(一人の女性が生涯に何人子どもを
産むのかという数字)が1.42ということになっています。
 
このままではどんどん日本の人口が減ってしまう!?
大変だ!何とか出生率を上げる対策を打ち出さねば!?
 
2015年6月5日 日本経済新聞によると、
 
「政府は3月に閣議決定した少子化大綱で今後5年間を
少子化対策の集中期間とした。官民による少子化対策
人口減への取り組みが急務だ」そうです。
 

www.nikkei.com

私の家の近所、娘の同級生のおうちは、姉妹が3人、4人
という家庭が多かったのですが、今は一人っ子、二人兄弟が
多いみたいで、幼稚園も小学校も生徒数が激減しています。
 
最近は小学校の頃からピアノやスイミング、英語にバレエ・・・、
中学以降も塾や大学受験で、子ども一人当たりの教育費は
1千万円以上かかるなどという情報を聞くと恐ろしくて、
 
「本当は3人欲しいけど、一人でいいか」という感じでしょうか。
 
(前々からすごくひっかかっているのですけど)
でも、だからといって、児童手当を出すからとか、出産一時金を
増やすからとか言われて、それなら産もうかとなるものでしょうか?
 
人口が減ると大変だから産めと言われても困りますし、
問題をお金で解決しようとすれば、人は子を持つことを損得で
考えるようになります。
 
『子ども1人の大学卒業までの教育費はいくらかかり、
国立大から大企業に就職した場合の生涯賃金はこれこれで
子ども一人あたりの投資リターンはいくらか?』みたいな。
 
「なんだ全然儲からないじゃん、じゃあうちは子どもはいらない」
世の中そんな感じになってはいないでしょうか?
 
子どもを持つって、ものすごく責任の重い大仕事じゃないですか。
損か得か?だけで考えてたら子どもなんて産めないと思います。
 
子育ては、しんどいことも確かに多い。
だけど、大変さ以上に喜びの多い素晴らしい経験ができるんだ、
子どもを持つって幸せなことなんだな、と思えるような、
夢と力のある言葉で誰か説得しましょうよ。
 
そこからでないと始まらない、そんな気がします。
 
少子化のニュースを見るたび、数年以上前からずっと
心の中でくすぶっていたことを、書かせていただきました。
 
ところでだいぶ前ですが、
「子ども3人ぐらい産みたかったなあ・・・」とつぶやいたら、
「恥ずかしいから今から産むのはやめて」と娘。
 
わかっとるわい。っていうか、無理だし。