相続士、はじまりのはじまり。

相続士の仕事はじめました。日々の仕事、出来事、雑感を書いています。

『プーの丘』の葡萄(その2)

安心院で無農薬で葡萄を育てている山下さん。
 
お願いしていた葡萄の詰合せ(その朝採れた食べ頃の房を
数種類箱詰めにして送ってくださいます)、そろそろ発送して
もらえる頃かな?と期待して、電話してみましたら、
 
「これから由布院で打合せがあるので向かっているところです」と。
由布院、最近行ってないけど、懐かしいな・・・
 
かつて由布院で有機食材交流会という集まりがありました。
亀の井別荘の主であった中谷健太郎さん主催で、亀の井別荘の
敷地内にある湯の岳庵で2ヶ月に1回程度開かれました。
 
そこでは有機農業の先達たちや、志を共にする人が大勢集まり、
いつも美味しい有機食材をたらふくいただいたものでした。
 
「うわあ~懐かしいですね!またお目にかかりたいですね」
「ほんとにね。あ、そうそう、葡萄はもうそろそろですよ」
「そうですか!楽しみに待っています」
 
「ピオーネも入れておきますからね」と言ってくださるのですが、
私はむしろその他の野性味のある種あり品種が楽しみです。
 
山下さんの栽培品種は本当にバラエティに富んでいて、
 
シャインマスカット、ピアレス、ブラックオリンピア、紅伊豆、
国立シードレス、タマユタカ、藤稔、ブラックビート、小公子、
サニールージュ、紫玉、早生ネオマス、ナイアガラ、安芸シードレス、
サマーブラック(糖度20度超えだそうです)、ハニージュース、
ベニバラオー、ヤトミローザ、山葡萄、ヒムロッドシードレス、etc.
 
どれがどれだかわからないぐらいたくさんあるのですが、
私は山葡萄系や緑色系のが特に好きです。
指でつまんで、ポリポリ皮ごと食べるのが最高です。
今年ももうすぐだと思うとワクワクします♪
 
 
 

グランドカバーはウッドチップに決定!

先般、庭の雑草対策として、まさ王でカバーしましたが、
空き家にしていた4年間に雑草は異常にたくましくなり、
ガンガン突き破ってたくさん出てきて大弱りでした。
 
梅雨の間に何とかしなければ!とあれこれ試したのですが、
その中で、苦肉の策でやってみたウッドチップが大当たり!
 
ホームセンターに行くたびに、グランドカバーによさそうな
植物を見繕って1ポットずつ買い、裏庭に借り植えをして、
根の張り具合などを観察しながら検討してきましたが、
「これだ!」と思えるものには出会えなかったので、
 
試験的に、生垣のように敷地の外側に沿って植えてある
ブルーベリー15本の根元にウッドチップを敷き詰めましたら、
非常に具合がよろしいようです。
 
どんな風に良いかといいますと、
ウッドチップを敷いた周辺は、雑草があまり生えません。
 
少しは生えるのですが、生えてくる雑草が、
他の植物と上手に共生する、いわゆるタチの良い草で、
見た目も獰猛でなく可愛らしくて、全く生えてないより、
多少生えている方がお洒落な感じさえします。
 
猛々しい雑草も生えるには生えてきますが、
ウッドチップに太陽をさえぎられて土壌がしっとりと適度に
水分を含んでいるので、スッと簡単に抜けてくれます。
 
また、それ以上に嬉しい副次効果がありました。それは・・・
 
木の根元の土に直接日光が当たらないため、土が過度に乾燥しない。
   ↓
保湿効果により微生物が生息しやすい環境となる。
   ↓
微生物やその分泌物を餌とするミミズが大量発生する。
   ↓
ミミズが土を耕してくれるので、土壌の団粒構造が守られる。
   ↓
ブルーベリーの根の張りが良くなり、木は元気、実は豊作!
   ↓
その上、ウッドチップは有機物であり、土に返るので、
土壌改良剤的役割も期待できそう!
 
という願ったり叶ったりの結果となりました。
 
 
ウッドチップはこれまでに60リットル×5袋使いましたが、
庭全体に敷き詰めるにはまだまだ足りないのでので、
お盆休みに娘が帰省したら手伝ってもらうつもりです♪
 
やったー!
 
 
 

少子化について

暑中お見舞い申し上げます!
 
暑いですねえ~~~
 
でも全国の天気予報を見ていると、
いかにも暑そうな九州各県より、むしろ関東甲信越地方の
気温が高いことが多くて驚きます。
 
みなさん、大丈夫ですか~?息してますか?
 
いつも食べもののことばかりというのも寂しいので?
今日は少子化問題について以前から感じていることを・・・
 
 
2014年の合計特殊出生率(一人の女性が生涯に何人子どもを
産むのかという数字)が1.42ということになっています。
 
このままではどんどん日本の人口が減ってしまう!?
大変だ!何とか出生率を上げる対策を打ち出さねば!?
 
2015年6月5日 日本経済新聞によると、
 
「政府は3月に閣議決定した少子化大綱で今後5年間を
少子化対策の集中期間とした。官民による少子化対策
人口減への取り組みが急務だ」そうです。
 

www.nikkei.com

私の家の近所、娘の同級生のおうちは、姉妹が3人、4人
という家庭が多かったのですが、今は一人っ子、二人兄弟が
多いみたいで、幼稚園も小学校も生徒数が激減しています。
 
最近は小学校の頃からピアノやスイミング、英語にバレエ・・・、
中学以降も塾や大学受験で、子ども一人当たりの教育費は
1千万円以上かかるなどという情報を聞くと恐ろしくて、
 
「本当は3人欲しいけど、一人でいいか」という感じでしょうか。
 
(前々からすごくひっかかっているのですけど)
でも、だからといって、児童手当を出すからとか、出産一時金を
増やすからとか言われて、それなら産もうかとなるものでしょうか?
 
人口が減ると大変だから産めと言われても困りますし、
問題をお金で解決しようとすれば、人は子を持つことを損得で
考えるようになります。
 
『子ども1人の大学卒業までの教育費はいくらかかり、
国立大から大企業に就職した場合の生涯賃金はこれこれで
子ども一人あたりの投資リターンはいくらか?』みたいな。
 
「なんだ全然儲からないじゃん、じゃあうちは子どもはいらない」
世の中そんな感じになってはいないでしょうか?
 
子どもを持つって、ものすごく責任の重い大仕事じゃないですか。
損か得か?だけで考えてたら子どもなんて産めないと思います。
 
子育ては、しんどいことも確かに多い。
だけど、大変さ以上に喜びの多い素晴らしい経験ができるんだ、
子どもを持つって幸せなことなんだな、と思えるような、
夢と力のある言葉で誰か説得しましょうよ。
 
そこからでないと始まらない、そんな気がします。
 
少子化のニュースを見るたび、数年以上前からずっと
心の中でくすぶっていたことを、書かせていただきました。
 
ところでだいぶ前ですが、
「子ども3人ぐらい産みたかったなあ・・・」とつぶやいたら、
「恥ずかしいから今から産むのはやめて」と娘。
 
わかっとるわい。っていうか、無理だし。
 
 
 

河内晩柑(かわちばんかん)いただきました。

昨日、お隣さんがピンポーンとやってきて、
「もらいものだけど・・・ミカン食べる?」とくださった
袋の中に見えるのは・・・河内晩柑ではないですか!
 
河内晩柑、私は今年初めて食べたのですが、
皮も実も黄色っぽく、少し苦味のある大人の味わい。
和風グレープフルーツという感じで素敵です。
 
果汁たっぷりなのも嬉しいですが、何より果粒の存在感が
しっかりしていて、サクサクした食感が、私は大好きです。
 
 
話が少しずれますが、私はかなりのミカン好きです。
 
Aコープの生産者コーナーに『温州ミカン』という表記はなく、
それぞれ具体的な品種名が書かれています。
杵築ではそうなのですが、杵築以外ではどうなんでしょうか?)
 
なので、店先で、「お!青島!」とか「宮川早生やん!」とか
「やっぱ興津早生は美味しいよねえ~」とか、うるさいです。
 
ちなみに温州ミカンは、他の農産物もそうだと思いますがどんどん
品種改良されていて、新しい品種銘柄が次々と出回るのです。
 
しかも、極早生~早生~中生~普通~晩生と、時季ごとに、
店頭に並ぶ品種が代わります。
 
2008年時点で把握されていただけで60品種ぐらいありますし、
品種にも流行り廃りがあって、生産者が木に別の品種を接木
してしまうと、もう前の品種はできなくなりますので、
自分の好きな銘柄?にいつでも出会えるとは限らないのです。
 
なので、好きな品種を見つけた時は欣喜雀躍。小躍りします。
 
庭にミカンの苗を植える時には、ガーデナーさんに、
「植えるのは『肥のあけぼの』にしてくださいね」とお願いしたら、
「突いてくるポイントが違いますね・・・」と笑われました。
 
今週、『清見オレンジ』も追加で植えました。
できるかな?できないかな? ワクワクします。ちなみに、
清見と伊予柑をかけあわせたのが不知火(デコポン)です。
 
44歳で入学した大学院の修士論文もミカンがテーマ。
 
温州みかんの需要拡大に関する経営学的研究』というタイトルで、
杵築市のミカン生産者総勢400名の皆さんにアンケート調査に
協力していただいたり・・・と、とても楽しい経験ができました。
 
どうでもよさそうなことですが、『みかん』と書くのか『蜜柑』なのか、
いややっぱりここは『ミカン』だろう、とか、その都度悩みます。(笑)
 
 
そうそう、庭のキンカンが今無数の白い花を咲かせています。
キンカンの暴れ食いをする日が今から楽しみです。
 
 

『プーの丘』の葡萄

先日来、大分県では、杵築市の放火事件をはじめとして、
7月13日未明の震度4の地震(県南部では震度5強でした)、
7月16日の台風11号接近予報といろんなことが続いています。
 
学生時代の友の中で唯一九州に住んでいる私を案じて、
近畿圏や首都圏の友人たちがメールをくれました。
こんな時、人のつながりがありがたいですね。
 
「LINEなら手っ取り早いんだけど・・・早くスマホにしてくれんかな」
ときっと思ってるだろうな・・・と申し訳ないけど・・・嬉しい。
 
ところで、このところ諸事に追われて書けない日が多いのですが、
でも今日は何が何でも書くぞ!と思い立ったのは、旧知の
『プーの丘』の山下文麿さんから「今年も収穫できそうです!」
というメールが届いたからです。
 
『プーの丘』は、大分県宇佐市安心院町で葡萄30種類を
無農薬・無化学肥料で栽培している山下文麿さんの農園です。
 
高温多湿の大分県で、糖度の高い葡萄を、無農薬で栽培する!
というのは、ほんとにほんとにほんとうに奇跡に近いのです。
 
農業を始めて15年の山下さんですが、10年以上を費やして、
研究に研究を重ねて、ついに無農薬栽培を実現されました。
 
通常、種無し葡萄はジベレリンというホルモン剤にどぷんと
漬けて葡萄をメス化して種をなくしてしまうのですが、
山下さんはできるだけ自然に近い育て方をしたいということで、
種あり品種の栽培に力を入れておられます。
 
逞しくて野性味たっぷりの、しかも安心で美味しい葡萄を
今年も味わわせていただける幸せ!
 
30種類の中には、赤系、黒系、白系(緑系というのかな)など
様々なものがあり、名前をパッと思い出せないのが悔しいですが、
たとえば、旧約聖書に登場するネへレスコールとか、山葡萄に
分類されるような珍しい品種もあります。
 
ブログに定点観測した葡萄の写真などが掲載されています。
『プーの丘』ブログはこちらです。ぜひご覧下さい。
 
 

台風11号とブルーベリーの収穫

また大きな台風が近づいてきましたね。
 
わが家の台風への備えとしては、
昼間、裏庭に置いてあるプランターやジョウロを移し、
(自宅で仕事していると、こういう時助かります)
夕方いつもより早めに雨戸を閉めて回ったりしました。
 
そしてその際ついでに庭のブルーベリーを収穫しました。
 
普段は、毎朝、犬の散歩のあと収穫するのですが、
熟した実はちょっとした衝撃でポロッと枝から取れてしまうため、
夜間に台風で実が落ちてしまう前に、家の中に避難させて、
安全に過ごしていただこうという配慮なのです。
 
ブルーベリーの木は全部で20本ぐらいありますが、
まだ若い木も多く、収穫できるのは8~9本ぐらい。
 
カレンダーに書き込んである収量(大げさ!)を見ると、
13日(月) 朝100g
14日(火) 朝130g
15日(水) 朝230g
16日(木) 朝200g+夕方160g=計360g でした。
 
収穫したブルーベリーは毎朝アサイー豆乳ヨーグルト
ハチミツと一緒に食べていますが、急に収量が増えてきて
食べきれない分はジッパー付きの袋に入れて冷凍しています。
 
生も美味しいですが、冷凍ブルーベリーはシャリシャリして
少し酸味があるので、バニラアイスにバラバラっと気前よく
載せて食べようかなと思っています。
 
・・・あれ?
 
台風の話をしていたはずなのに・・・うーん、なんでだろう?(笑)
 
九州は今夜半強風域杵築市はすでに暴風警報が出ています。
台風の進路上にお住まいの皆さん、どうぞ気をつけてくださいね!
 
 
 

豆乳ヨーグルトをつくってみました

一昨夜から昨日にかけてわが家の周辺はひどい大雨でしたが、
みなさんのところは大丈夫でしたか?
 
ところで私が昨年3月からはじめたプチ断食、毎朝、
アサイー(ピューレ)と、ヨーグルトと、蜂蜜と果物を
アサイーボウルみたいな感じにして、食べています。
 
今は庭でブルーベリーが採れるので、朝の犬の散歩のあと、
熟した実を摘んで入り、アサイーと一緒に食べています。
 
ヨーグルトは市販のものですが、
牛乳はもともとあまり体質に合わないようなので、
(チーズもバターも乳製品全般大好きなんですけど)
 
代わりになるものはないかな・・・と思っていたところ、
船瀬俊介氏の著書『やってみました!1日1食!』で
紹介されていた自家製豆乳ヨーグルトを思い出しました。
 
思い立ったら吉日。
早速、豆乳を買ってきて、作ってみました!
 
・・・ん?・・・・・簡単すぎてあっけないぐらい。
いいのかな、こんな簡単で・・・(笑)
 
出来上がったヨーグルトは、見たとこざる豆腐みたいな感じ。
豆乳の匂いが少しはありますが、アサイーと混ぜると
ほとんど気にならない程度です。
 
作り方は以下の通りです。そのまま引用させていただきます。
興味のある方は一度試してみてはいかがでしょう?
ほんとに簡単でした~!
 
 
▲用意するもの:
「豆乳」(1L入り。成分無調整、有機豆乳がベスト)、
ヨーグルト(市販品、一番小さい物で可)。
 
▲作り方:
大きめの土なべに「豆乳」とヨーグルトを入れて、かき混ぜ、
コンロで約1分加熱する。これだけ!あとは、放置しておくだけ。
 
(『やってみました!1日1食!』,三五館,船瀬俊介,p196)
 
 
ちなみに私は、土なべではなく、
ガラスのふたつき耐熱容器と電子レンジを使用しました。
(200Wで2分加熱)熱くならない程度がいいようです。
 
入れたものは、ブルガリアヨーグルト大さじ2~3杯と豆乳。
 
ふたをしたまま一晩放置しておくと・・・朝になったら、
本当に豆乳ヨーグルトになってました。感動!