塩トマト
夏になるとトマトが食べたくなりますね。
うちのすぐ目の前に海というか湾があって、その海べり
というか湾沿いにトマトのビニールハウスがあります。
海岸からほんの15メートルぐらいしか離れていない
そのハウスでできたトマトは、姿はきゅっとしまって美しく、
ほのかな塩味がして、
子どもの頃に食べたトマトは確かこんな味だったなあ・・・
と懐かしい感じがするのです。
そのハウスの前に屋根付きの小さな無人販売所があり、
小ぶりの完熟塩トマトが5~6個入って1袋300円で
売られているので、いつも車で買ってくると、
切ったりお皿に並べたりするのももどかしく、
ざっと洗ってヘタだけ取ってガブリとかぶりつきます。
すると案の定、中の種?(私は昔から『ズ』と呼んでいます)が
ビュッとまわりの壁に飛び散って、「あーあーあー」とあわあわ
しながら拭いてまわる羽目になるのは目に見えているのですが、
毎回懲りずに同じことをやっています。
最近はトマトの種類が増えて、糖度の高い品種もありますが、
私はどちらかというとこういう昔ながらの味に惹かれます。
皆さんはいかがですか?