「入ってはいけない生保」を見極めるチェックポイント
素晴らしい記事を見つけたので、ポイント要約していきます。
今日は8つのうちの1番目をば。
ちなみに引用元は、『実名大公開!入ってはいけない生命保険』
(宝島社刊)の著者で国債保険総合研究所所長の三田村京さん
という方が作成されたものに基づいています。
三田村さん、貴重な情報をありがとうございます。
保険を見極める8つのポイント(その1)
- 1.60歳・65歳になると消えてしまう保険ではないか
⇒これはいわゆる定期保険ですね。これは本当に怖いです。
頼まれてお客さまの保険証券を拝見することがありますが、
理解しないまま定期保険に入っている方が結構多いです。
定期保険はお勧めできません。正直、恐ろしいです。
どこがそんなに恐ろしいかというと、
たとえば月々1万円の保険料を支払っているとして、
そのうち9千円分が定期保険で、あとの1千円分だけが
他の保険になっているようなケース。
9千円は掛捨てで、貯まっていっているのは1千円分だけです。
つまり保険料の9割が掛捨てですね。
でも本人は掛捨てとは知らず(理解せず?教えられず?)、
着々と貯まっていっていると信じて(勘違いして)いる。
たとえば「60歳・3000万円」の定期保険ですと、
60歳までに死亡したら保険金3000万円が支払われますが、
60歳の時点で存命の場合は、かけてきた保険料はすべて
なかったことになります。
これが著者の言う「60歳・65歳になったら消えてしまう保険」。
もちろん保険会社はこのことを隠しているわけではありません。
が、この事実を理解しないまま加入している人が多いのです。
この場合、理解していない顧客の自己責任ということに
なってしまいます。
貯蓄性の保険と思い込んで契約し、
60歳になって「もう1千万円以上貯まったかな?」と
期待していたら、実際には100万円も貯まっていなかった
なんていうことが本当にあり得るのです。
こんなことなら保険料分を積立てておいた方が良かった・・・
と思っても後の祭りです。
深く考えずに勧められるまま契約してしまうと、
とんでもないことになるかもしれません。
掛捨てなら、探せば安い保険料のものも見つかります。
気をつけましょう。
つづく